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「地元・佐世保に『九十九島とらふぐ』を食べる文化を作りたい!」キャンペーン始まりました

クリックすると九十九島漁業協同組合のWebサイトへリンクします

「キリン絆プロジェクト」でRCFがコーディネートに携わっている、長崎県佐世保市 九十九島(くじゅうくじま)におきまして、「九十九島とらふぐキャンペーン」がスタート。キャンペーン開始を記念して12月1日に初めて「出荷式」が盛大に行われ、そのようすが各種メディアにおいても紹介されました。
「九十九島とらふぐ」が全国に通用するブランドになっていくよう、佐世保ではこれから地元若手生産者を中心に様々な取り組みが予定されています。
RCFは「キリン絆プロジェクト」の一員として、
応援してまいります。
1.「九十九島とらふぐ」とは
2.出荷式、および「九十九島とらふぐキャンペーン」について
3.メディア掲載
4.「キリン絆プロジェクト」における本取り組みの経緯と方針
5.お問い合わせ

1.「九十九島とらふぐ」とは


九十九島(実際には208の島があるそうです)の島々が交錯して織りなす、美しい景観が自慢の長崎県佐世保市。実は、平成24〜25年の統計で「養殖とらふぐ」の生産量日本一(市町村別)の町!という顔を持っているんです。
ふぐは非常に繊細で、最も養殖が難しい魚と言われています。長年、この地で生産者たちが大変な労力をかけ、素晴らしい品質のとらふぐ養殖産業を確立してきました。最も大きな特徴は餌に「長崎県産の摘果みかん」を加えること。弾力があり、うまみのある味わいに仕上がるようになりました。また、九十九島ならではの「太陽」と「海」と「蔦の恵み」が、養殖現場として最適な環境を与えてくれています。
ところが、せっかくこだわりを持って生産したとらふぐたちのほとんどは、山口県下関市や関西圏に出荷されてしまいます。

2.出荷式、および「九十九島とらふぐキャンペーン」について

「佐世保に、九十九島とらふぐを食べる文化を作りたい!」を実現するため、2016年12月1日から2017年2月末日まで、主に佐世保市内を中心として「九十九島とらふぐキャンペーン」が行われます。

出荷式(12月1日)

キャンペーン開始となる12月1日、九十九島漁業協同組合 鹿町支所におきまして、同漁協が主催した「出荷式」および試食会が初めて行われました。
「出荷式」は活魚車に500尾の九十九島とらふぐを積み込み、市内に向けて出荷する式典。朝長則男・佐世保市長をはじめ、関係者が列席、今年の九十九島とらふぐの出荷を皆様にお伝えしました。

また、出荷式に先立ち「キリン絆プロジェクト」関係者で朝長佐世保市長を訪問。「キリン絆プロジェクト」としてのこれまでの取り組みや経緯、今後の方針などをご報告致しました。

今後のキャンペーン内容

「厄をはらって、福を食べる!」年末の地元量販店での即売会
年末時期に合わせて、市内量販店協力のもと「九十九島とらふぐ」の鍋セットや、ふぐしゃぶセット、唐揚げ、ヒレ、等々の様々な商品の展示即売会を開催します。「厄をはらって、福を食べる!」今年から始める新しい取り組みとして、年末年始に食べる魚として、佐世保市民の皆様に、年末ご家族、ご親戚と「九十九島とらふぐ」を食べていただく習慣を作っていくのが狙いです。
*詳細調整中につき、最新情報は九十九島漁協様Webサイト、およびFacebookページをご参照ください。
2月9日を「九十九島とらふぐの日」とし、イベント開催
キャンペーン期間中は市内17店舗(12/1現在)の飲食店で「九十九島とらふぐ」を「限定メニュー」で提供しています。2月9日は特にイベントとして開催、飲食店に生産者(漁師)も同席し、生産の過程やこだわり等を伝えます。
*詳細調整中につき、最新情報は九十九島漁協様Webサイト、およびFacebookページをご参照ください。

3.メディア掲載

《新聞》
12月2日付 朝日新聞朝刊 「九十九島とらふぐ、地元でPR 佐世保で出荷式」
12月2日付 毎日新聞朝刊 2016歳末点描「九十九島とらふぐ」出荷/長崎 
12月2日付 長崎新聞 「九十九島とらふぐ」出荷式/漁協 知名度アップへ初開催
12月2日付 西日本新聞朝刊「長崎県/師走、1年の締めにぎやかに/長崎ワイド」
12月2日付 読売新聞「フグ 九十九島ブランド強化 エサ工夫 歯ごたえや透明感=長崎
《テレビ》
長崎放送(NBC)忘年会シーズンを控えた九十九島とらふぐの出荷式(動画あり)
このほか、NHK、長崎国際テレビ(NIB)、テレビ長崎(KTN)、長崎文化放送(NCC)でもニュース報道されました。

4.「キリン絆プロジェクト」における本取り組みの経緯と方針

キリンは「復興応援 キリン絆プロジェクト」として東北の震災復興支援にこれまで5年間取り組んできました。現在も支援は継続していますが、地域によっては「復興」から「まちづくり」へとステージを移しつつある事例が生まれ、同社が掲げる“CSV”(Creating Shared Value)という『共有価値の創造』を実現する具体事例となっています。
そこで、東北で得られた知見を東北以外の地域でも展開したいと考えました。
現在、日本各地の複数地域で同様の取組みを開始しており、佐世保における本事業は、石川県七尾市新潟県長岡市に続く第三号の事案となります。地域の選定にあたっては、次の3つを条件に東北復興支援でも提携している一般社団法人RCFと協議を重ねました。
(1)農業・水産業比率の高さ (2)行政の地域活性への姿勢 (3)コーディネーター役の存在
佐世保市は(1)~(3)に加え、昨夏のヒアリング時に感じた、「佐世保に、九十九島とらふぐを食べる文化を作りたい!」という熱意ある若手生産者による先進的な取り組み姿勢や、産業課題への意識の高さに感銘を受け、是非一緒に取り組みたいと決断しました。
本事業について、「キリン絆プロジェクト」では、一般社団法人RCFと連携してノウハウ提供を行い、地元におけるブランド化推進団体スタートアップや、その後の自走を応援していきたいと考えています。
キリンとしては、広報面の支援や協議会に賛同する飲食店のご紹介を考えています。そして、佐世保の食を軸としたコミュニティの輪が広がり、笑顔あふれる食卓が増えることを期待しています。

5.お問い合わせ

プロジェクトに関するお問い合わせ
一般社団法人RCF 高井 takai@rcf.co.jp
本記事、および報道関係のお問い合わせ
一般社団法人RCF 広報担当 pr@rcf.co.jp

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