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「一般社団法人 地域・人材共創機構」起動 -地域での新しい人材活用モデル作りに向けて-

RCFでは、地域と外部との人材マッチング事業として、「日本財団『WORK FOR 東北』」(2016年3月終了)や、全国に対象範囲を拡大した「日本財団『WORK FOR にっぽん』」(2017年3月終了)に、多くの団体や行政等と協働しながら取り組んできました。
これらの事業を通じ、東北のみならず全国でも「人口減少」という見えない波が押し寄せていること、また、地域ごとに「ひと」に関する課題の背景や、アプローチの仕方が非常に多様であるといった課題が、改めて浮き彫りになりました。
そこで、「人」を通じた地域課題の解決のために地域同士が連携し、学び合いを通じて「地域自らが地域内外の人材を通じて価値を作っていけるような新しいモデル作り」を目指すべく、このたび「WORK FOR にっぽん」参画自治体や団体等の有志が集まり、日本財団の助成を受けて「一般社団法人地域・人材共創機構」が設立されました。RCFは、事務局として事業推進や連携コーディネートを担当いたします。
 

一般社団法人地域・人材共創機構について

■事業概要
1.各地域事業
(1) 地域外人材活用のための中間支援機能整備
各地域において、「必要なポジション」に、「必要なスキル人材」を「適切に確保・配置」し、パフォーマンスを発揮できる流れをコーディネートする受入体制の整備を目指します。
(2) 継続的で自立した仕組みづくり
官民連携による、中間支援機能の仕組み化を目指します。
2.連携事業
(1) 各地域事業のサポート
積極的な地域が知見を共有し、学び合う場をコーディネートしてまいります。
(2) 人材活用・キャリアの新しいモデルのリサーチ・テスト、情報発信など
地域で働くことを、個人のキャリアの中でも位置づけ、新たなキャリアモデルを検討。そのモデルを積極的に推進する個人、企業、団体等のリサーチおよびテスト実施。これらより得た情報の発信と知見共有を行います。
■参加地域と連携先団体(順不同)
岩手県釜石市 釜石シティプロモーション推進委員会
石川県七尾市 株式会社御祓川
長野県塩尻市 塩尻市シティプロモーション活動協議会
岐阜県関市  特定非営利活動法人G-net
島根県雲南市 特定非営利活動法人おっちらぼ
■理事・監事
代表理事:森山明能氏 (株式会社御祓川 ひと育て課シニアコーディネーター)
代表理事:石井重成氏 (釜石市オープンシティ推進室長)
理事:伊藤淳司氏 (特定非営利法人ETIC. ローカルイノベーション事業部
(チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト)マネージャー)
監事:稲垣文彦氏 (社団法人中越防災安全推進機構 復興デザインセンター長)

なお、一般社団法人地域・人材共創機構の事業は、日本財団から助成を受け、ビジョンの実現に向けて、プログラム推進しています。
 

法人キックオフのようす

5月15日(月)、日本財団にて「一般社団法人地域・人材共創機構」の事業開始に伴うキックオフミーティングが行われ、5地域から各代表者が参加、各事業の計画発表や活発な意見交換とともに、新しい人材の還流を生み出すという取り組みに向け、結束を固めた時間となりました。
冒頭、代表理事の森山明能氏より、本事業の目的、目指すべきビジョン、事業内容に関する説明をし、その後、各5地域の事業計画について各代表者にお話いただき、各地が抱える課題、共通点などを共有いたしました。

事業の計画を一通り共有した後は、全員でワークショップを実施。この5地域での連携事業として、実施したいこととその理由を見える化し、本事業の方向性について議論しました。

メンバーの活発な意見をまとめた結果、5つの地域と連携しながら、また現在のメンバーだけに限らず、外部の方も巻き込みながら、共に、新しい働き方や暮らし方の形を提案していきたいという希望のつまった、キックオフのビジョンシートが完成。(クリックで拡大できます)

東北では、震災が大きなきっかけとなりましたが、全国でも「人口減少」という見えない波が押し寄せています。地域・人材共創機構は、「地域自らが地域内外の人材を通じて価値を作っていけるような新しいモデル作り」を目指してまいります。

■お問合せ
一般社団法人 地域・人材共創機構 事務局(一般社団法人RCF内)
担当:若田、堀本
wfn@rcf.co.jp

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