1月 22 2021

【お知らせ】コロナ禍の冬に必見！宇和島柑橘企画第2弾「ポンカン」オンライン販売中！

RCFは2018年の西日本豪雨以来、フィリップモリスジャパン社と連携し、宇和島市にて柑橘を中心とした産業支援に取り組んできました。

この取り組みにより立ち上がったオンライン販売サイトを活用し、一昨年から全国津々浦々の皆様に宇和島の柑橘を届ける企画を実施しています。

今回は、柑橘販売企画第2弾として1月18日より宇和島発祥の「ポンカン〔贈答用〕」の販売が始まりましたので、お知らせします。

もともと宇和島市は柑橘生産が主軸のまちですが、平成30年7月の豪雨により、多くの農園が被害を受けました。その後の復旧に向けて、RCFは、まず宇和島市、農協と連携し、クラウドファンディングを立ち上げ、復旧に向けた支援を行いました。

その後、宇和島市の柑橘復興に向けて課題整理をするなかで、柑橘の販路開拓の一環としてウェブによる販売を開始し、宇和島の柑橘ブランド向上を目指すことになりました。

従来の流通は、都心を中心に農協を通して量販店に販売し、個人は電話・ファックスによる受付で販売という経路が主流だったのです。そして、宇和島の柑橘というより、愛媛県産の柑橘の販売となっていたため、宇和島ブランドが弱い状況にありました。

柑橘産業を取りまとめる地域の農協では、ウェブサイトを使った情報発信・販路開拓の活動はまだ他の地域も含めて行っていなかったため、先進的事例になることを目指して取り組んでいます。

また同時に、将来的にRCFが離れても、農協が主体となって持続的に運営していける体制づくりも進めています。

海辺に向かって広がる段々畑が美しい、宇和島の柑橘農園。

今回販売を開始した「ぽんかん」が宇和島発祥の柑橘であるほか、宇和島は愛媛のみかんの発祥地として多種多様な品種を栽培しており、秋口からゴールデンウィークごろまで、様々な味わいの柑橘を楽しむことができます。

最近では、2~4月くらいまで楽しめるブラッドオレンジも人気で、ブラッドオレンジジュースやワインなどの加工品も楽しめます。また、農協では糖度を測るセンサーをいれており、購入すると口いっぱいに広がる甘さは他の地域の柑橘に負けません。農園ごとにもこだわりがあるので、同じ品種でも様々な味わいを楽しめます。

柑橘を育てて売り出すまでは、5~6年もかかるといわれます。そうして時間を積み重ねて栽培・販売を行なってきた農園の方々は、皆柑橘に強い思いを持っています。西日本豪雨によって150億円ほどの被害を受けましたが、その復活に向けて地道に農園を復活させてきました。

全国の一次産業同様、高齢の農家が増えていますが、最近では30~40代の若手も高齢農家の農園を引継ぎ、宇和島の柑橘を盛り上げたいという思いで様々な取組みを行っています。

この取り組みでは、オンラインを活用した情報発信および販売を通して、宇和島の柑橘の認知を高め、宇和島ブランドを向上させていくことにより、ゆくゆくはインターネットだけでなく、どの販路でもより多くの方に宇和島柑橘を買ってもらう流れを作っていくことを目指しています。

新型コロナの影響で、在宅での時間が増えている中ではありますが、おいしい宇和島の「ぽんかん」を食していただき、少しでも、冬を元気よく過ごしていただければ幸いです。

また、ポンカンの販売以降も柑橘のセット販売などを企画しておりますので、お楽しみにお待ちください。

えひめ南農業協同組合みかん指導販売部
電話番号：0895-22-8118
メール：hanbai@uwa.co.jp

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