UBSグループとのコミュニティ支援プロジェクト

UBSグループと連携し、 2012年6月から岩手県釜石市を中心に活動を展開しています。

プロジェクト概要

1.復興支援員制度を活用した仕組みの導入、実践、マネジメントをサポートする
2. RCFが展開する他プロジェクトを地域につなぐとともに、よりニーズに合ったものとするための土壌をつくる

RCFの役割と目指すゴール

<伴走する:地域住民主体のまちづくり>
会合や交流イベントなどの日々の活動を住民と協働し、地域の中で小さな成功体験を積み重ね、住民が主体的にまちづくりを行っていけるよう働きかける

<翻訳する:行政・外部支援者・住民が対等に議論する場づくり>
外部からこそ分かる「ソトモノ」のとらわれない視点を生かし、それぞれの立場を超え、お互い対等な立場で率直な意見交換ができるよう、対話の場を作ったり、お互いの考えを調整する役割を担う

<展開する:ノウハウの共有と地域が自立するための仕組みづくり>
コミュニティ支援のノウハウ、経験を他組織、他自治体へ共有し、それぞれが自立するための仕組みを構築し、持続可能な地域づくりに貢献する

プロジェクト実施体制

※釜援隊(かまえんたい)とは、被災した自治体が国費で人材の確保ができる制度である「復興支援員制度」を活用したコミュニティ支援組織「釜石リージョナルコーディネーター」の略称。

これまでの歩み

<準備期>
準備期においては、地域の課題を把握し、地域のリーダー、地域住民の課題認識度を理解するため、ヒアリングに注力しました。

<モデル形成期>
モ デル形成期においては、信頼関係は汗をかかないと築けないという想いから、直接的コミュニティ支援に注力しました。進んで役割を担い、ニーズをくみ取り、 組み合わせたり、住民の自発的行動を促す架け橋となるべく小さな成功体験を積み上げていきました。また、目標管理ツールを導入し、活動の内容と進捗、成果 が見えるような仕組み作りにも着手しました。

この取り組みが評価され、釜石市にて「復興支援員制度」の導入につながりました。

<導入期・実践期>
2012年の唐丹集落におけるコミュニティ支援のノウハウ・経験を復興支援員(釜石リージョナルコーディネーター(通称:釜援隊) )に共有し、釜援隊と共同でコミュニティ支援を進めています。また、今後は釜援隊主体による自立的なコミュニティ支援への移行と、他の自治体へのノウハウの共有に取り組んでいきます。

■活動の様子

 

釜石市・UBSグループ・RCF共同宣言

rcf-ubs

2014年6月23日、釜石市、UBSグループ、RCFの3者で連携し、復興まちづくりに取り組むことを共同宣言しました。行政、企業、非営利団体の三者で宣言を 行うのは、復興の分野では初めてのことです。釜石での取り組みが三者連携の象徴となるように今後も活動を進めていきます。

※参考:河北新報オンライン
釜石再生へスクラム 市、支援2団体と共同宣言

自治体への復興支援員導入サポート事例

<「釜石リージョナルコーディネーター」(通称「釜援隊」)>

「釜石リージョナルコーディネーター」(通称「釜援隊」)は、コミュニティ系支援(まちづくりの場作り、議論活性化など)とテーマ系支援(観光や産業の活性化など)の2つの軸で復興を加速させることを目的に、自治体・企業・NPO・地域住民などの多様なステークホルダーの間をつなぎ、連携を促す調整役となっています。

RCFは釜援隊結成当初より共同でコミュニティ支援を進めており、現在は徐々に釜援隊主体による自立的なコミュニティ支援への移行を進めています。

<「やまだ復興応援隊」(通称「ヤマダF.C.」>

yamada-staff

「やまだ復興応援隊」(通称「ヤマダF.C.」)
●賑わいある「まち」の再生
●観光交流人口の拡大 
●地域資源を活かしたブランド開発等
をめざして活動しています。

RCFは山田町への復興支援員制度導入にあたり、企画検討、採用などで協力をしてきました。今後も釜援隊で構築したノウハウの共有や企業連携などで協力していきます。

KAMAISHIコンパス(高校生に対するキャリア教育授業)

kamaishicompass2
釜石高校/釜石商工高校(いずれも岩手県釜石市)の生徒を対象に、自身のキャリア意識や郷土愛、起業家精神の醸成を図り、市の将来を担う人材を育成することを目的とした、高校生に対するキャリア教育授業(市とUBSグループ、一般社団法人RCFの協働事業)です。

この事業が解決したい課題:「多様性」との接点

高校生は、学校での生活(学業・部活動)が中心です。
しかしながら、機会が提供されていない、周知が不十分、学校と連携できていないなどの理由で、地域社会や社会人と触れ合って学んだり、地域で活動する機会は少ない状態にあります。指導にあたる先生方は学校の授業や部活動などで多忙であり、進路教育に注力することは容易ではありません。また、教育関係以外、地域外の企業等とのつながりは少なく、多様性のある取り組みが難しいのが現実です。

事業の概要、目的

「KAMAISHIコンパス」は、高校生たちが「学校生活と両立」しながら、「社会を知る・関わる、多様な視点を身につける機会」を「地域全体」で創りだす取り組み。

・学年全体を対象とする基調講演⇒講座の冒頭で実施し、意識を高める。生き方を学ぶ
・中規模の講座(1教室30人程度)⇒進路を意識し始める1年生後期に実施。職業を知る
・小人数の対話セッション(10人程度)⇒本格的に進路を考える2年生が対象。働き方を考える
・横断的な高校生参加型プログラム(地域団体や企業等の地域活動など)の紹介
といった構成になっています。

これまでに参加した高校生からは
「自分の将来をちゃんと考えるようになった」
「親と将来について話すようになった」
「職に対しての意識が変わった」
「もっと視野を広げて挑戦してみようと思った」
「特定の仕事だけではなく、長所を活かせる仕事へと将来範囲が広がった」
といった、普段の日々の生活だけでは得られない、自分自身の変化を感じる声が多数上がっています。

また、講師として参画する社会人についても「自分のキャリア・仕事、地域との関係性を見直す機会」 「地域外や他分野の社会人とつながる機会」となっています。

kamaishicompass1

UBSグループの取り組み

<UBSグループについて>

ubslogo

150年余の歴史と伝統を誇るUBSは、グローバルに展開する世界有数の ウェルス・マネジメント事業と、業界を主導するスイス国内のユニバーサル・ バンキング事業を中核とする経営戦略の下、世界各地の個人、法人、機関 投資家及びスイス国内のリテール顧客に対し、幅広い金融サービスを提供しています。インベストメント・バンク、グローバル・アセット・マネジメントの両事業とともに、UBSは資本効率を重視し、優れた構造成長と利益見通しを伴う事業に注力しています。

日本においてはUBS証券株式会社、UBS銀行東京支店、UBSグローバル・ アセット・マネジメント株式会社の三法人を通じて、法人・機関投資家および 個人富裕層のお客様向けに様々な金融商品とサービスを提供しています。 

<UBSグループの地域社会への貢献>

UBSグループの地域社会への貢献活動(コミュニティ・アフェアーズ)については、UBSグループ ウェブサイトでも詳しく紹介されています。

<UBSグループの釜石市とのかかわり>

UBSグループでは、2012年から継続的にボランティアプログラムを実施し、釜石市の住民団体と協働でまちづくりを推進しています。

関連リンク

yamadafclogo

総務省 復興支援員制度について