【終了】《3/2 無料・要申込》【東京開催】日本最大のフロンティアから、社会を動かす〜福島12市町村スタートアップセミナー in 東京〜
一般社団法人RCFでは、経済産業省、特定非営利活動法人TATAKIAGE JAPANとの協働事業「福島相双地域における創業等の促進に向けたセミナー・交流会事業」(協力:福島相双復興官民合同チーム)の一環として、このたび東京・八重洲において第2弾・起業家向けイベント「福島12市町村スタートアップセミナー@東京」を開催いたしますので、お知らせいたします。
(参考リンク:第1弾・福島県富岡町のイベントはこちら)
震災から6年を迎えようとしている今、福島県の被災12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村及び飯舘村)では、避難者の帰還が始まっています。しかし現地は少子高齢化・過疎化などの社会的な課題に直面し、「なりわい再建」に向けて、現地での新規創業・外部からの事業展開等の促進が求められています。
福島は震災を契機に日本全国が内包していた社会課題が表出化した”課題先進地”です。しかし同時に、復興に向けた新しい課題解決事業が生まれる”フロンティア”でもあります。
「福島12市町村スタートアップセミナー」シリーズは、現地の生活と産業の現状を紹介し、ロボット・ドローン等の先端技術事業、そして地域課題の解決に向けた社会事業の創出機会等について理解を深める場として、富岡町・東京・南相馬の3拠点で開催してまいります。
富岡町に続く第2弾となる今回のイベントは、東京。
社会課題先進地域である福島12市町村が持つ可能性とは?
この地で起業することはどんな意味を持つのか?
社会的課題を解決するための起業に必要なことは?
他に同じような思いを持っているのはどんな人たちなのか?
先駆的な社会起業家・ベンチャー起業家から直接学びを得つつ、同じ志を持つ方々とネットワークを作ることができる大変貴重な機会です。
福島12市町村において実際に震災後起業された半谷栄寿さん(あすびと福島代表理事兼南相馬復興アグリ代表取締役)、社会起業家として成功され幅広くご活動中の駒崎弘樹さん(フローレンス代表理事)、そして食をテーマに復興支援活動を展開されている髙島宏平さん(オイシックス代表取締役社長)ををお招きし、今後福島ひいては日本で必要とされるフロンティア・ベンチャーについてパネルディスカッションを行います。
またとない交流の機会です。 多くの方のご参加をお待ちしております。
イベント概要
【日時】2017年 3月 2日 (木) 18時30分~21時30分
【内容】*予定につき変更の可能性があります(適宜休憩あり)
18:00 受付開始
18:30 司会挨拶
藤沢 烈(一般社団法人RCF 代表理事)
18:35 基調講演「福島イノベーション(仮)」
半谷 栄寿氏
(一般社団法人あすびと福島 代表理事/南相馬復興アグリ株式会社 代表取締役)
19:35 パネルトーク「福島に必要な課題解決事業(仮)」
駒崎 弘樹氏(特定非営利活動法人フローレンス 代表理事)
半谷 栄寿氏(一般社団法人あすびと福島 代表理事/南相馬復興アグリ株式会社 代表取締役)
髙島 宏平氏(オイシックス株式会社 代表取締役社長)
20:00 質疑応答、閉会あいさつ
20:20 アンケート記入
20:30 交流会
21:30 終了
【会場】AP八重洲通り(部屋番号等、詳細は後日追記いたします) アクセスはこちら
お申込み・お問い合わせ
専用Peatixページよりお申込みをお願いいたします。
http://fukushima12-startup-tokyo.peatix.com/
登壇者紹介
半谷 栄寿氏
一般社団法人あすびと福島 代表理事
南相馬復興アグリ株式会社 代表取締役
福島県南相馬市出身、1953年生まれ。東京大学法学部卒。1978年東京電力入社。
環境NPOオフィス町内会(古紙リサイクル)、Jヴィレッジ(サッカー・ナショナルトレーニングセンター)、マイエナジー(自家発電一括サービス)など、新規事業を立ち上げる。2010年執行役員(新規事業担当)を退任。2011年東日本大震災にあたり、原子力事故への責任と地元復興への想いから、小中学生の成長を支援する体験学習拠点「南相馬ソーラー・アグリパーク」を2013年にオープン。高校生を対象とした社会起業塾「あすびと塾」を郡山市で開講。塾から生み出した最初の事業として「高校生が伝えるふくしま食べる通信」を2015年4月に創刊。2016年4月、福島県出身の大学生を対象とした社会起業塾を東京で開講。また、農業経営人材の育成と福島の農業再生・成長を目的として、南相馬トマト菜園を2016年3月に開業。長期を要する福島の復興を担う人材の育成に取り組む。
駒崎 弘樹氏
特定非営利活動法人フローレンス 代表理事
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。2010年からは待機児童問題の解決のため、空き住戸を使った「おうち保育園」を展開。「おうち保育園」モデルは、2015年度より「小規模認可保育所」として、政府の子ども子育て新制度において制度化され、現在全国に2500園に広がっている。2014年には、これまで保育園に入れなかった医療的ケアのある子ども達を中心とした障害児を専門的に預かる「障害児保育園ヘレン」を東京都杉並区に開園。2015年4月から、医療的ケアのある障害児の家においてマンツーマンで保育を行う「障害児訪問保育アニー」をスタート。2016年、赤ちゃんの特別養子縁組を支援する事業「フローレンスの赤ちゃん縁組」事業をスタート。公職としては、2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。 現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める。
<著書>『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)『働き方革命』(ちくま新書)『社会を変えるお金の使い方』(英治出版)『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)『世界一子どもを育てやすい国にしよう』(ウェッジ)
髙島 宏平氏
オイシックス株式会社 代表取締役社長
神奈川県生まれ、東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、外資系経営コンサルティング会社のマッキンゼー日本支社に入社。2000年5月の退社までEコマースグループのコアメンバーの一人として活動。
2000年6月に「一般のご家庭での豊かな食生活の実現」を企業理念とするオイシックス株式会社を設立し同社代表取締役社長に就任。2013年3月に東証マザーズに上場。
その他、2007年には次世代のリーダーの1人として、世界経済フォーラムのYoung Global Leadersに選出される。同年、NPO法人「TABLE FOR TWO International」の理事となり世界の食糧問題に関わる活動に積極的に参加。
2011年3月の大震災後には、一般社団法人「東の食の会」の発起人として復興支援活動を精力的に実施。
2016年には越後妻有を魅力ある地域にしていくことを目的としたNPO法人「越後妻有里山協働機構」の副理事に就任し活動の場を広げている。
<司会>藤沢 烈
一般社団法人RCF 代表理事/新公益連盟 事務局長
1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・一般社団法人RCF)を設立し、情報分析や事業創造に取り組む傍ら、復興庁政策調査官、文部科学省教育復興支援員も歴任。現在、総務省「地域力創造アドバイザー」も兼務。
<著書>『社会のために働く 未来の仕事のリーダーが生まれる現場』(講談社)
<共著>『東日本大震災 復興が日本を変える-行政・企業・NPOの未来のかたち』(ぎょうせい)『ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論』(朝日新聞出版)『「統治」を創造する新しい公共/オープンガバメント/リーク社会』(春秋社)
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イベントに関するお問い合わせ
福島12市町村スタートアップセミナー事務局(東京担当:一般社団法人RCF) 大槻、四登 fukushima12-startup@rcf.co.jp
本記事、および取材に関するお問い合わせ
広報担当 pr@rcf.co.jp