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【メディア掲載】雪が「おいしい」をつくる!「スノーフード長岡ブランド協議会」スタート

「キリン絆プロジェクト」でRCFがコーディネートに携わっている、新潟県長岡市におきまして、11月29日「スノーフード長岡ブランド協議会」がスタート、各種メディアにおいても紹介されました。
1.「スノーフード長岡ブランド協議会」とは
2.活動方針
3.メディア掲載
4.「キリン絆プロジェクト」における本取り組みの経緯と方針
5.お問い合わせ

1.「スノーフード長岡ブランド協議会」とは


長岡市は、人口28万人の新潟県内で2番目の規模の都市ながら、信濃川が中央を通り、山と海の両方の幸を楽しめる自然豊かな街。冬には街中でも1mは積雪があるという豪雪地帯です。
豊かな大地に恵まれ、長年「米どころ」として日本の農業を支えてきた地域ですが、冬は積雪によって農地利用ができないという従来の課題に加え、国内の米消費量の減少や米価の下落などによる農業収入減少の影響で、特に雪深い中山間地域では後継者不足が課題となっています。
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ただ、「雪の影響で」と言ってしまえばマイナスですが、雪国であるがゆえの環境が生み出す良い食材・良い食文化の宝庫だということもまた事実。風土と食が深く結びつき、多様な食文化を育んできた雪国の食。冬の蓄えは工夫して保存して蓄える。雪国の食は知恵と恩恵の結晶でもあるのです。
雪にまつわるこの独自の食文化を、「snow food/スノーフード」という、訪日外国人や日本居住外国人をターゲットとした魅力発信が可能な長岡産品統一ブランドに育てていくため、生産者、飲食店、加工業者、流通、小売、旅館、サービス業など、さまざまな立場の人が共にブランドを話し合い、発信して、前進していくプラットフォーム。それが「スノーフード長岡ブランド協議会」の目指す姿です。
雪という特性を活かしたまちおこし・まちづくりの取り組みは日本各地にありますが、
・異業種が集まり、雪を使って一次産業・生産者を盛り立てていこうと団結している
・長岡に意欲のある若手生産者が多い
・山古志のような特徴的な地域や長岡花火とも連携することで、冬の間に限らず年間通してアピールが可能
といった点が長岡ならではの特徴といえます。

2.活動方針

ブランドの基準などを定めながら、まずは地域の事業者とブランドの確立を目指します。
・雪貯蔵米や雪中貯蔵酒の商品化、雪関連食材を使ったメニュー化を地元事業者に促していきます。雪や雪解け水の恩恵を受けた食材や雪を活用することで熟成や発酵など美味しくなる食材、冬の間の保存食など雪に関わるものが対象です。また今後、米や酒、長岡野菜や長岡産の食材と雪の効果なども確認していく予定です。
・雪国体験ツアーや特産「かぐらなんばん」の雪さらしなどのイベントを今冬中に計画しています。
・市場の認知度アップ、海外への情報発信などで県内、国内の「雪」の魅力で連携できる地域と連携し、事業を加速していく考えです。
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3.メディア掲載

新潟日報 長岡の雪と味覚、ブランド化へ「スノーフード」協議会発足(11月30日朝刊)
毎日新聞 長岡食文化 雪の恵み生かしPR 協議会を設立 /新潟(11月30日朝刊) 
NHK 11月29日 地方ニュースで放送されました
BSN新潟放送(TBS系) 11月30日 地方ニュースで放送されました
TeNYテレビ新潟(日テレ系) 11月30日 地方ニュースで放送されました
UX新潟テレビ(テレ朝系) 12/1以降放送予定
FMにいがた 12/3(土)14:55〜放送予定
月刊キャレル(日報事業社) 来月発売号の情報コーナーにて告知予定

4.「キリン絆プロジェクト」における本取り組みの経緯と方針

キリンは「復興応援 キリン絆プロジェクト」として東北の震災復興支援にこれまで5年間取り組んできました。現在も支援は継続していますが、地域によっては「復興」から「まちづくり」へとステージを移しつつある事例が生まれ、同社が掲げる“CSV”(Creating Shared Value)という『共有価値の創造』を実現する具体事例となっています。
そこで、東北で得られた知見を東北以外の地域でも展開したいと考えました。
現在、日本各地の複数地域で同様の取組みを開始しており、長岡における本事業は、石川県七尾市に続く第二号の事案となります。地域の選定にあたっては、次の3つを条件に東北復興支援でも提携している一般社団法人RCFと協議を重ねました。
(1)農業・水産業比率の高さ (2)行政の地域活性への姿勢 (3)コーディネーター役の存在
長岡は(1)~(3)に加え、昨夏のヒアリング時に感じた、長岡の食産業に関わる事業者の先進的な取り組み姿勢や地域の抱える社会課題への意識の高さに感銘を受け、是非一緒に取り組みたいと決断しました。
本事業について、「キリン絆プロジェクト」では、スタートアップ期実質1年程度を目安に、一般社団法人RCFと連携してノウハウ提供を行い、今後は「スノーフード長岡ブランド協議会」による早期の自走を目指していただきたいと考えています。
キリンとしては、広報面の支援や協議会に賛同する飲食店のご紹介を考えています。そして、長岡の食を軸としたコミュニティの輪が広がり、笑顔あふれる食卓が増えることを期待しています。
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5.お問い合わせ

プロジェクトに関するお問い合わせ
一般社団法人RCF 荒井 arai@rcf.co.jp
本記事、および報道関係のお問い合わせ
一般社団法人RCF 広報担当 pr@rcf.co.jp

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