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メンバー
四登 夏希

【社会を良くしたい人がその思いを果たせる社会をつくりたい】課題起点で仕事ができることが一番のやりがい

プロフィール
大阪府堺市出身。前職は大手総合商社に勤務。2017年2月にRCFに入社し、こども宅食(こども)やFVC事業(起業支援)などのプロジェクト立ち上げや、防災事業、全社業務等を経て、現在はプロジェクトマネージャーとして、復興庁の人材支援事業や「未来の教室」(学びの場)創出事業、休眠預金等活用事業などを担当。
◆RCFに入社するまでのことを、教えてください。
前職は商社で、6年弱ほど勤めていました。ソーシャルセクターに興味を持つようになった一番大きなきっかけは出産です。

出産前は学生時代、NPO活動に従事したアフリカへの想いが強かったのですが、子どもができて初めて日本の未来を考えるようになり、日本の社会課題に取り組みたいと思うようになりました。
ーRCFはどのように知ったのですか?
RCFのことは、代表の藤沢を含め全く知りませんでした。たまたまFacebook広告で見かけたのをきっかけに関心を持ち、会社説明会に行きました。

他の組織の情報も見ていましたが、RCFほど多様な社会課題を扱っているNPOはなかなかなく、特定のテーマを持たない私には、そのテーマの広さが魅力でした。

それに、学生時代にNGOを経験していたのでNGOのみではできることに限界があることを肌身に感じていましたし、また一般企業にいた身としては、「企業が変わらなければいけない」という思いがあったので、セクター間(行政、NPO、企業など)の連携をRCFが推進していることにも面白みを感じたんです。
◆入社して、今どんなことを感じていますか?
入社して間も無くのころに感じたのは、良い意味でプロフェッショナルな組織だということです。

基本的に残業はNGなので、決められた時間内でアウトプットを出すことが求められます。前の職場では残業ありきで働いていたので、残業ゼロというのはこうやって実現するのかと目から鱗でした。
ーどういったところで面白さややりがいを感じますか?
具体的な事業というより、RCFで働いていて、課題起点で仕事ができるというのは幸せなことだなあと思っています。

私はマネージャーという立場なので、代表と毎週1回、1対1でミーティングをするんですが、その場は基本的に事業が課題解決になっているかどうかの議論なんです。

営利企業にいて、自社の利益ありきの視点だと、仮に自分たちの世代で使い尽くしてしまう資源を扱っていても、それ自体に疑問を持たない人も多いです。私はそこにすごく違和感があった。

そういうのがなくて、基本的に「よりよい社会のために何ができるか」という話が基本的にできるのがやりがいであり、楽しさだなと思うところです。
ー逆に、どんなところに難しさを感じますか?
毎年、新しいテーマや地域を扱うので、本当に解決しなければいけないものは何なのか、
どういう状態を目指すべきなのか、ということを考える必要があるのですが、スタートは何も知らないところからなんですよね。

たとえば今は、スポーツクラブと連携した課題解決に取り組んでいますが、スポーツクラブのことを最初は何も知らなかったですし、スポーツクラブが地域でいままでどの程度活動されてきたかも知らなかったので、そこからの理想の状態を描くのも一苦労でした。

その事業のテーマはこどもの支援で、大枠としては以前に経験のあるもの(こども宅食事業)でしたが、取り組むのは「居場所づくり」なので、そちらの経験はない。そうすると、「そもそも何を解決したいのか?」「居場所づくりとは何か?」から考えなければいけませんでした。

このように、毎回新しいテーマや新しい地域で、自分なりの新たな仮説やビジョンを立てるのが、正解もないので難しいなと思いますね。
ーそういった正解のないものに対して、どのようにインプットして、事業を構築していくのでしょうか?
まずはリサーチですね。上述のこどもの居場所づくりであれば、そういった分野で現場を持って活躍されているNPOの方にお話を伺ったり、事例をとにかく探したり、といったことをしています。また、「現場にいけ」というのも常々言われています。

これだと思う事例がなかなか見つからなかったりすると行き詰まるんですが、答えが出ないなかで代表や社内のメンバーとも模索し、何を目指していくかをすり合わせていきます。そして、ミーティングを重ねる間にも各所からのインプットは続けるので、どんどん仮説をブラッシュアップしていきます。

前述の週1回の代表とのミーティングは自分の事業を見直す時間になるので、私、結構好きなんですよ。
ー多種多様な事業の立ち上げや推進に関わる上で、前職の経験が活きていると感じることはありますか?
これはRCFのメンバーがよく言うことなのですが、前の仕事の力がそのまま活きたなと感じることはなかなかないですね(笑)。社会の課題を扱うというのは、それくらい難しいことだと感じています。RCFに入って、色んなことを1から学びました。

ただ、前職の商社もステークホルダーが多い仕事なので、意識はしていなかったですが、対省庁、対企業、対地域など、それぞれにあったコミュニケーションを前職でもしていて、それは今も通じるもの、元となるものがあったんじゃないかなと思います。また、前職でも新しい部署で何もないところから新しい仕組みを作るということをやっていたので、カオスの中でも自分でもがきながら何かを組み立てていこうとする姿勢は培うことができたと思います。

今は、それらがより磨かれていっている感覚です。
◆働きやすさはどうですか?
子育てをしながらフルタイムで働いていますが、時間内でのアウトプットが求められることから、子育てがキャリア上の制約になることは少ないかなと思っています。子育てをしてようがしてまいが、その時間内で成果を出すことが重要なので。

子どもの体調不良や夫の仕事の忙しさによって、在宅勤務をはじめ、就業時間も柔軟に対応してもらえていて、働きやすい環境だと感じています。

またコロナ禍への対応も素早くできたと感じています。リモートワークへの切り替えはもちろん、在宅ワークで心身の負担を感じながらも業務を推進してくれるメンバーに在宅支援金を支給したり、家でお子さんを見なければならなくなったメンバーには特別休暇を付与したりと、コロナ禍にあってもなるべく負担を軽減できるよう環境を整えました。
◆RCFで、あるいは個人で、どんなことをやっていきたいですか?
RCFでの働き方のような、社会と向き合う働き方というのが、日本社会でスタンダードになるといいなと思っています。

なかには、一般の企業に勤めていて、社会を良くしたいという思いがあっても、それを仕事の上で実践できない人も多くいます。そういう、思いを実践できない社会はすごくおかしいと思うんですよね。

非営利業界、ソーシャルセクターがもっと人を受け入れられるキャパシティを持って、広く企業の人材も受け入れるなど、社会を良くしたいと望む人がその望み通りに社会に向き合い、良くしていける流れを作ることに関わっていきたいです。

RCFでも、より社会を良くする人材を育てる役割が担えるようになったらいいと思います。RCFに入社した方が、社会との向き合い方やスキルを自分なりに身につけ、卒業後もより活躍する——、そんなイメージです。
◆RCFへの応募を検討される方に向けて。四登さんは、どんな方と一緒に働きたいですか?
災害であったり、新型コロナであったりを契機として、基本的にRCFの事業はカオス(正解のない状態)の中から生まれます。ですから、そういうカオスを楽しめる人がいいですね。

また、私自身、毎年一から勉強だと感じているように、この仕事は大変チャレンジングな仕事だと思うので、挑戦心も必要です。

仕事を通じて得られるものも多いので、自己成長にどん欲な方もウェルカムですが、加えて「社会のため」に何ができるかを考え続けられる人を歓迎します。

ご応募、お待ちしております!