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【アーカイブ】被災者になる覚悟はありますか。東北の経験を次の世代に残すための備え【一般社団法人RCFメールマガジン2018年3月号】

被災者になる覚悟はありますか。東北の経験を次の世代に残すための備え
(2018年3月12日)

*このメールマガジンは弊団体Webサイト等からメールマガジン購読のご登録をいただいている方、弊団体スタッフとお名刺交換をさせていただいた方にお送りしております。


こんにちは。RCFメールマガジン担当 矢澤です。
あの東日本大震災発生から、昨日より8年目に入りました。改めて犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災され今なおご苦労をされている皆様、大切なお身内や仲間を亡くされた皆様、行方不明の方をお待ちになられている皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
私たちRCFは東日本大震災の復興に向けた調査団体として発足。東北における30以上の自治体で、ひと・まち・産業の復興に関わる40以上の官民連携案件を推進してきました。
また、そういった東北での復興案件から得られた経験を活かし、これから起こる災害へ向けた備えの社会的体制づくりや、民間の重要な担い手であるNPOの組織基盤強化、地域の将来を担う人材のキャリア形成といった社会課題にも取り組んでいます。今回は特にその中でも、東北の経験を次の世代に残すための防災について紹介します。「知ってるつもり」になりがちな備蓄、避難、心構え。今日という日だからこそ、ちょっとだけ見つめ直してみませんか。

《INDEX》
・被災者になる覚悟はありますか。これから起こる災害へ向けた備えのこと
・あれから岩泉で起きていること。〜Yahoo!募金ご協力のお願い〜
・発信スタート!(1) 「NPOではたらく×育てる」 NPOにおける両立支援ポータル
・発信スタート!(2) 「Carrer For」 “ローカルキャリアシティ” で働くという人生がある

被災者になる覚悟はありますか。
これから起こる災害へ向けた備えのこと


防災の基本。それは、「自分の身は自分で守る」ということです。
しかし、災害時に避難を遅らせる3つの【心理的バイアス】があります。・正常性バイアス: 避難すべき事実を認めず、事態は正常と考えたがる。
同調性バイアス: とっさのときに周りの行動に自分を合わせたがる。
パニック過大評価バイアス: パニックを恐れて危険を伝えようとしない。これらバイアスの解除に、唯一かつ最大の効果がある対策は、訓練をすることだけです。
いざ大災害に見舞われた時、どんな行動が誤りで、どんな行動が正解なのか、知識を仕入れておくことも訓練のひとつです。【知っておくべき人間の本能(災害時の人的阻害要因)】
・人は都合の悪い情報をカットしてしまう。
・人は「自分だけは地震(災害)で死なない」と思う。
・実は人は逃げない。
・パニックは簡単には起こらない。
・都市生活は危機本能を低下させる。
・携帯電話なしの現代人は弱い。
・行政がなんとかしてくれると思っている。【災害時とるべき行動】
・周りが逃げなくても、逃げる!
・専門家が大丈夫と言っても危機を感じたら逃げる!
・悪いことはまず知らせる。
・自然災害は、予知できると過信しない。
・「以前はこうだった」ととらわれない。
・「もしかして」「念のため」を大事にする。
・災害時には空気を読まない。
・正しい情報・知識を手に入れる。
・自分の身の安全を確保できたら、無理のない範囲で「共助」に参加する。

そして、災害が起こる前にやれることもたくさんあります。

・「3日分の備蓄」はできていますか?本当に、それで足りますか?
・最寄りの「避難場所」はご存知ですか?「避難所」との違いはわかりますか?
・家族の電話番号はメモしていますか?携帯電話の連絡帳が使えなくなっても大丈夫ですか?

「知ってるつもり」の備蓄、避難、心構え。
このタイミングで、ちょっとだけ見つめ直してみませんか。

社会事業コーディネーターが見つめる、半歩先のミライ。(4)
被災者になる覚悟はありますか。これから起こる災害へ向けた備えのこと

あれから岩泉で起きていること。
〜Yahoo!募金ご協力のお願い〜


東日本大震災からの復興道半ばにある岩手県岩泉町を、平成28年10月、台風10号が襲いました。台風は「生活橋」と呼ばれる地域の人々に欠かせない小さな橋の数々も破壊。私道のため原則個人による復旧が求められていますが、多額の費用がかかり復旧困難。危険な環境になってしまっています。
その様子をまとめ、Yahoo!募金を呼びかけるレポート(記:一般社団法人RCF 荒井美穂子)がこのたび、オルタナオンラインに掲載されました。また、Yahoo!募金では生活橋復旧支援のための募金も行われています。読者の皆様からのあたたかいご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
台風豪雨被災、岩手山間部で今も生活に支障(オルタナオンライン)
Yahoo!募金「岩泉町 平成28年台風10号豪雨災害『生活橋』復旧支援募金」

発信スタート!(1) 「NPOではたらく×育てる」
NPOにおける両立支援ポータル


昨今、政府主導で「仕事と子育ての両立」「働き方改革」が推進され、企業はじめNPOにおいても個々に取り組みが進んでいます。(RCFでも男女多数の両立スタッフを抱え、勤務時間の調整や全社としての残業削減などに取り組んでいます。)
組織の持続性を高め、継続的に社会課題の解決に取り組んでいくために必要な「子育てと仕事の両立」の取り組みがNPOセクターへ波及していくことを目指し、
RCFではゴールドマン・サックス(以下、GS)の資金援助のもと、パブリックリソース財団と3社協働し、NPO向けに「仕事と子育ての両立」支援の取り組みを行っています。これまで、GS社員プロボノによる伴走支援プログラムをNPO4団体を対象に実施いたしました。
(参加団体:かものはしプロジェクト、トイボックス、放課後アフタースクール、Learning for ALL)今回その取り組みの一環として、セクター全体の取り組みの促進に向け、NPO向け両立支援情報発信サイト「NPOではたらく×そだてる」をオープンいたしました。
民間向けの両立支援サイトや事例集は多数公開されていますが、このサイトではNPO向けに内容を特化しております。
データから見る両立支援のトレンド考察や、専門家からのNPO向け取組アドバイス、先行して取り組むNPOのインタビューなどを掲載していく予定です。(月2~4回程度更新予定)このサイトに加え、先行して両立支援に取り組む8団体のNPOの事例を掲載した取組事例集の作成にも取り組んでおります。今春に公開予定ですので、こちらの公開もお待ちいただければと思います。(公開はポータルサイトにてお知らせいたします。)皆様の団体での取り組みのご参考となりますよう、心をこめて作成に励んでおります。ぜひ今後、発信記事をお読みいただきたく、お願い申し上げます。
またこのサイトが少しでも多くの方へ届くよう、皆様のブログやSNS等でシェア、いいね!クリックなどご協力いただけますと幸いです。
「NPOではたらく×そだてる」ポータルサイト
https://nporyoritsu.com/

Facebookページもぜひフォローしてください!https://www.facebook.com/nporyoritsu/

発信スタート!(2) 「Carrer For」
“ローカルキャリアシティ” で働くという人生がある


地域で働くことが、自分の将来のキャリアにどういう意味があるのか?あなたは考えたことがあるでしょうか。
都会で働くほうが、未来のキャリア形成には意味があると思っている方、きっとたくさんいると思いますが、実は、都会ではないいくつもの地域で、地域で働くからこそのキャリアづくりの事例や方法はたくさんあります。
キャリアという視点を軸に、地域で働くことについて、一度じっくり考えてみませんか。「CareerFor」ポータルサイトでは地域で働くキャリアづくりの事例や方法、関連イベント情報などをお伝えしていきます。
「Career For」ポータルサイト
https://careerfor.net/
Facebookページもぜひフォローしてください!https://www.facebook.com/careerfor/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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