【アーカイブ】あれから8年目の春。地元が担う復興へ【一般社団法人RCFメールマガジン2018年4月号】
目次 あれから8年目の春。地元が担う復興へ(2018年4月11日)*このメールマガジンは弊団体Webサイト等からメールマガジン購読のご登録をいただいている方、弊団体スタッフとお名刺交換をさせていただいた方にお送りしております。 |
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こんにちは。RCFメールマガジン担当 矢澤です。 熊本地震から、まもなく2年。直接死50人とその後の豪雨で亡くなられた8人に加え「震災関連死」と認定された方が204人、あわせて259人が犠牲となりました(18/3/12 日本経済新聞 九州地域版より)。 改めて、犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災され今なおご苦労をされている皆様、大切なお身内や仲間を亡くされた皆様、行方不明の方をお待ちになられている皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。 同紙では「震災関連死」の4割は地震のショックや余震の恐怖による肉体的・精神的負担、とも報じています。災害負荷を少しでも軽減してくれる、平時からの備えの大切さを改めて考え、見直す機会にしたいと思います。さて、わたしたちRCFは2011年の創立当初より、一貫して東京から「よそ者」として東日本大震災や熊本地震の復興に関わってまいりました。ひと・まち・産業を直撃した甚大な被害から地域が蘇るためには地域だけの努力では難しく、国や民間など多くの力を巻き込むことが必要だったからです。 あれから、今年3月で7年が経過。わたしたちRCFが関与させていただいた復興事業のうちいくつかは、地域へのバトンタッチが始まっています。もちろん、RCFとしての事業的関与が終わっても、復興の歩みをさまざまなかたちでバックアップしていく所存です。 今回のメールマガジンでは、その新しい息吹をご紹介します。
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《4月20日応募〆切》
「椿」による地域づくりの担い手!
大船渡市復興支援員(椿の里づくりコーディネーター)募集
岩手県大船渡市では「椿」を生かした地域ブランド力向上・地域コミュニティ再構築に取り組む市復興支援員(椿の里づくりコーディネーター)を募集しています。RCFでは大船渡市から業務委託を受け、2015年4月より「大船渡市椿利活用推進事業」を推進してまいりました。「椿」を通じた地域コミュニティ再構築や地域ブランド向上に資することを目指し、大船渡市の花「椿」を生かした復興まちづくりを通じた地域コミュニティや絆の再構築、関係団体・企業との連携強化、椿を地域資源とする都市との交流推進、イベント開催などに取り組んでまいりました。震災から7年が経ち、真の震災復興に向けた自走フェーズに差し掛かってきております。本事業もその一環として、本年度からは大船渡市の自主事業になりました。特にこの大船渡をはじめ地域に深く根ざした活動をしていただける人材を歓迎します。地域ブランディングに関心ある方、大船渡市を愛する方、是非ご応募ください。 |
「大船渡市復興支援員」(椿の里づくりコーディネーター)を募集します! (大船渡市) |
双葉町復興支援員(ふたさぽ)
コミュニティ支援チームによる『ふ・た・ばのくらし』発行と
卒業のお知らせ
2013年よりRCFがマネジメントに関わってきた、双葉町復興支援員(通称・ふたさぽ)。全町避難という苦難に見舞われた町のコミュニティ支援とは何なのか。その答えを誰も持っていないなか、ふたさぽは様々な試行錯誤や葛藤を経ながら、町民の皆さんと真摯に向き合ってきました。活動の一環として、町民の皆さんが離れていても双葉町との繋がりを忘れないでいられるようにと、かつての双葉町のようすを丁寧に聞き取り、取材する活動を続けてきました。その活動の集大成として、このたび『ふ・た・ばのくらし』(3冊刷)と『ふたばに暮らして』が発刊となりました。「ふ:風習」「た:食べ物」「ば:場所」の3パートで構成される『ふ・た・ばのくらし』は福島県内をはじめ全国で暮らす双葉町民に配布され、『ふたばに暮らして』は町関連施設で閲覧することができます。また、今年度をもちまして「ふたさぽブログ」は終了いたします(5月31日までは閲覧できます)。卒業するふたさぽメンバー(芳門・山根・飯嶋・秋元・鈴木・安谷屋)からのごあいさつもありますので、期間限定とはなりますが、どうぞご覧ください。 |
『ふ・た・ばのくらし』(3冊刷)『ふたばに暮らして』完成のお知らせとふたさぽ卒業のご挨拶 (ふたさぽブログ) |
復興人材研究会が主催する
「復興人材研究会立上げに向けた準備会合」が開催されました
被災者の見守りやケア、地域おこし活動の支援等を通じたコミュニティ再構築を目的に東北で運用されている「復興支援員制度」。 しかしその運用については現場での試行錯誤が多く、市町村によって状況がまちまちであり、人材の採用や育成、マネジメントについてもノウハウが確立した状態では無いのが実態です。このたび宮城県におきまして、復興支援員のマネジメントの役割や、担ってきた人材の特徴を調査・分析する「復興人材研究会」が立ち上がりました。詳細につきましては以下「新しい東北」官民連携推進協議会のWebサイトにまとめていただいておりますので、ぜひご覧ください。 |
平成30年1月24日(水)に、復興人材研究会が主催する「復興人材研究会立上げに向けた準備会合」が開催されました(「新しい東北」官民連携推進協議会) |
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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