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【活動報告】岩手県遠野市と淑徳大学の地域創生に関する連携協定の締結をコーディネートしました

左からRCF新倉、淑徳大学山口光治学長、遠野市多田一彦市長、認定NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク菊池新一会長

2023年5月、地域課題解決の現場を大学生の学びのフィールドとすることを目指し、岩手県遠野市と淑徳大学の地域創生に関する連携協定が締結されました。これにあたり、RCFがマッチングと事業構築をご支援しました。

淑徳大学地域創生学部の開設と、遠野市における地域創生の学び
東京・千葉・埼玉にキャンパスを構える総合大学「淑徳大学」では、本年4月、地域の特徴を活かした社会の創生を、主体的かつ創造的に行うことのできる幅広い人材の養成を目指し、「地域創生学部」を開設されました。
この学部では、「地域で“とことん”実践的に学ぶ」ことを目指し、カリキュラムの約3割を、地域実習関連科目としていることが特徴のひとつです。
これにあたり、遠野市で行われている地域課題解決の取組を学びのテーマとすることで、遠野が、地域創生を担う人材のインキュベート(ふ化)を促進する場になれるのでは、と考えられます。
例えば、持続可能な農業と企業のCSVの両立を目指す「ビールの里プロジェクト」など、行政、企業、地域が一体となって、生産体制の確保や、ビールを軸にした六次産業化を行っている取組があります。
これらによって課題を解決し、地域が創られていく姿を、学生さんたちにも学び取っていただけるのではないかと考えています。

地域に根付いた連携体制の構築
RCFでは、地域実習プログラムをはじめとして、幅広い連携を確かなものとするため、遠野市と淑徳大学との連携協定の締結をコーディネートしました。
そして、学生と地域の活動をつなぐ現地コーディネートを、認定NPO法人遠野山・里・暮らしネットワークがきめ細かく担うという体制を構築しています。
双方の目指すビジョンや取組内容を重ね合わせ、共通目的を持てる事業を組み立てること、また、それをしっかりと地域で受け止めることができる担い手につないでいくことで、事業の実現性と継続性を確保しています。

5つの連携事業
具体的な連携事業は以下の5つです。
1 地域創生実習の実施
2 正課外プログラムの実施
3 遠野市内の高校生と淑徳大学との交流事業の実施
4 遠野市の関係人口の創出
5 遠野市へのUターンの促進
このうち「2」について、本年8月、初の連携事業を実施します。
「地域創生のリアルに飛び込め!『ホップの里』魅力体感ツアー」と題して、大学1年生が1週間、遠野に滞在し、様々な取組を行います。
遠野で地域創生に関わっている魅力的な人々に出会い、学生さんが自分なりのリアリティを持てる機会としていきます。

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