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卒業生
伊勢 数磨

【RCFは思いがあれば形にできる場所】社会を少しでも良くしたいと思う方にRCFでチャレンジしてほしい

プロフィール
大阪府守口市出身。前職は大手広告代理店に勤務。2015年にRCFに入社し、これまで復興応援キリン絆プロジェクト(共創)、復興庁「企業間専門人材派遣支援モデル事業」(人材支援)等を担当。現在は復興庁「クラウドファンディング支援事業」(事業者支援)のプロジェクトに携わっている。
伊勢さんはどうして大手広告代理店から、RCFに転職しようと思われたのですか?
いくつかありますが、働き方という視点だと前の会社での働き方をこの先も続けられるのか、という思いがあったのが一つです。当時は昼夜関係なく働いていて子どもとの時間も全然取れませんでした。東日本大震災発生当時、子どもが生まれたばかりで、復興に対して大きなアクションを取れなかったことがずっと気にかかっていたことも影響しています。登録していた転職サイト経由でRCFのメンバーからメッセージをいただき、団体のこと知り入社するまでに至りました。
お子さんもいらっしゃる中、前職からソーシャルセクターへの転職は不安はなかったですか?
今後どのようなキャリアを歩んでいけるのかについて不安はありましたが、当時、今後ソーシャルセクターがより社会に必要な存在になっていくだろうと感じていましたし、同じく大手企業から転職してきた優秀なメンバーが、社会的な課題に取り組んでいる環境に刺激を受けることが多かったです。うちは妻が安定した仕事についていたこともあり、チャレンジングな転職も応援してくれていましたね。
実際にRCFで働いてみて感じたギャップはありますか?
ソーシャルに関わる人たちの能力が非常に高いことに驚きました。特に入社して初めて携わったキリンのプロジェクトでは東北に行く機会が非常に多かったのですが、地域で地域のために働いている人たちが、強い思いを持っているだけでなく、それを実行に移せる力のある人たちだったことは、とても良い刺激を受けました。
地域のキーマンとなる方がどういった目的意識を持って、その取り組みをされているかでプロジェクトの進み方もかなり変わってきますよね。
中小企業庁のプロジェクトでご一緒したとある自治体の担当者の方も、とても問題意識が高くてフットワークの軽い方で、そういう方との出会いがあるとぐっと事業が面白くなるなと思います。
反対にRCFの仕事の難しさはどういったところで感じますか?
少しずつ事業規模が拡大しているとは言え、まだまだ小さい組織なので自己の裁量に任されている部分が多く、どこまで自分の責任のもとで進めていくかのコントロールが難しいな、と思います。事業の延長線上でプライベートでも地域の人のイベントを手伝ったりもしています(笑)。RCFの仕事で生まれた地域の方々との関係は他の組織ではなかなか得られないものですね。
地域の方と食育イベントなど色んな取り組みをされていますよね!入社されて3年半が経ち伊勢さんが考えるRCFの課題は何ですか?
短期的に数値で表せるアウトプットはありますが、中長期的な視点で社会課題にどれくらい影響を与えられているかを整理して発信したいですね。社会事業を行う団体としての責任もあるので、RCFが社会にどんな影響を及ぼしているのかが分かるような工夫が今後は必要だと思っています。
これからRCFでやってみたいプロジェクトはありますか?
引き続き東北の支援は行いつつ、東北での事業の経験を首都圏周辺やほかの地域でも活かしたいですね。復興の取り組みでいうとまだまだ厳しい環境下にある福島県の沿岸地域に関して、例えばRCFから事業を作っていくようなこともやりたいです。
最後にどんな方と今後働きたいかを教えてください!
私自身、RCFに入って「想いがあればそれは形にできる」ということを実感しました。自分の頭で考えて自ら切り開いていける人であれば、楽しみながらRCFの仕事をしていけるんじゃないかなと思います。人生の大切な時間を使って復興支援や社会課題に向き合い、事業を作り多くの志高い人と関われるということに、人間的成長と価値を感じていただける方に是非来ていただきたいと思います!